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【名作ジャズ漫画】BLUE GIANT(ブルージャイアント)は音が聞こえる熱すぎる漫画

最近心が震えるようなこと、自分がやりたいことに一心不乱に打ち込んだことはありましたか?

感動せず惰性で日々を送っている方、自信をもって何かに取り組みたい方へ是非読んでほしい漫画があります。

 

今回紹介するのは『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』です。

 

 

 

登山漫画の『岳(ガク)』でも有名な石塚真一氏が描く、本格青春スポ魂ジャズ漫画です。

 

こちらはマンガ大賞2016第3位2017年第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)第20回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞受賞等、数多く受賞しており、大注目の作品。

 

シリーズ累計発行部数は570万部(2020年3月現在)

そこまでなじみのないジャズという題材なのに大人気ですね。

 

僕は面白い漫画は自分で発掘したいんですが(謎のプライド)、BLUE GIANTを読むきっかけは『アメトーーク!』「本屋でマンガ大好き芸人」でした(2017年6月29日放送)

 

麒麟の川島さんが半端ない熱量で語っていたのがこちら。当時全く知らず、ジャズにも興味なかったので、疑い半分で読んでみました。

 

川島さん、この漫画に出会わせてくれてありがとう!!テレビだから何を大げさにと思ってすみませんでした。。。

 

では、簡単なあらすじ、自分評価、おススメポイントを紹介していきます。

※内容について触れる関係上、若干のネタバレを含みます。

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目次

基本情報と勝手な評価

こちらが作品の基本情報です。

作品名 :BLUE GIANT
作者  :石塚真一
ジャンル:青年漫画、音楽漫画
出版社 :小学館
掲載誌 :ビッグコミック
発表号 :2013年10号~2016年17号
巻数  :全10巻

続編
作品名 :BLUE GIANT SUPREME
発表号 :2016年18号~
巻数  :既刊10巻(2020年3月現在)

出典:wikipediaより

 

そして僕が漫画を読む上で大事なポイントを評価してます。独自採点はこんな感じ。

  • 絵       
  • ストーリー   
  • 設定      
  • キャラクター  
  • やる気スイッチ 

上の4つは全部の作品で評価する項目、下の1項目はこの作品の独自項目です。

こちらの評価を踏まえて、この作品の魅力をお伝えします。

 

BLUE GIANTのおススメポイント4つ

『BLUE GIANT』は主人公のバスケ部の主人公、宮本大がひょんなきっかけからジャズと出会ったその日からサックスプレーヤーになることを決意し、目標に向かいまっすぐに道を歩む本格青春スポ魂ジャズ漫画です。

 

冷めた心に火をつけてくれるような熱さ自分を信じて何かを続ければ成し遂げられると思わせてくれる表現力が魅力の作品ですね。

 

では、BLUE GIANTのどんなところがおススメか、お話ししていきます。

 

①続けることの大切さを教えてくれる

主人公の大はサックスを始めてから休まず練習します。

高校の音楽の先生にどうすれば上手くなるのか聞いた大。

先生のアドバイスは「毎日、ずっと吹く」というものでした。

ブルージャイアント3巻出典:『BLUE GIANT』コミック3巻より

 

それ以来、毎日吹き続けた大。

 

音が激しい楽器なので人の迷惑にならない川原で、真夏も、真冬も、雨の日は遠く離れた山の中のトンネルの中で、雪の降る大晦日も年を越すまでひたすら、ずっと。

 

って凄くないですか?

 

大のジャズに対する愛情ジャズプレーヤーになるという揺るぎない思いが伝わります。

でも大にとっては当たり前の行動なんですね。

 

大は作中で「世界一のジャズプレーヤーになる」という言葉を口に出して何度も言います。

 

自分の目標を口にするってこともできそうで難しいですよね。

 

ブルージャイアント2巻

出典:『BLUE GIANT』コミック2巻より

世界一になるんだから毎日練習するのは大にとっては自然なことでした。

 

何かで成功を収めるには続けるってことが絶対必要ですよね。

 

分かってはいるけど本当にそれだけをやり続けられる人ってどれだけいるでしょう。

 

僕も、筋トレだったり勉強だったり、短い時間でも毎日やるぞと意気込んで最初はしっかりやっていました。

 

でも、風邪ひいたり飲み会があったり、何かのきっかけで一日、二日やらないと、やる気が無くなってもういいやとなってしまったことが何度もあります…

今日は疲れて眠いから明日でいいか…

 

特に社会人になると「効率的に…」「最短の方法で…」のような言葉に惹かれ、それを美徳とする風潮もありますが、そうではなくひたすら「やり続ける」ことの大切さ、をこの作品は教えてくれます。

 

②音が伝わる漫画

この作品を読んだ人から「音が聞こえてくる」という感想をよく聞きます。

ジャズをよく知っている人は本当に聞こえてくるように感じるのかもしれません。

僕はジャズ自体を聞いたことがほとんどないので残念ながら音が聞こえてはきませんでした。

 

でも、大がサックスを吹くシーンからは全て、コマの表現周りの登場人物のリアクションでしっかりと心に響くものを感じることができました。

ブルージャイアント1巻

出典:『BLUE GIANT』コミック1巻より

 

大がプレーするこのシーンだけでも迫力が伝わりますね。

 

ブルージャイアント4巻

出典:『BLUE GIANT』コミック4巻より

 

ブルージャイアント3巻

出典:『BLUE GIANT』コミック3巻より

 

あと皆、大のプレーでめっちゃ泣きます。

 

人を泣かせるサックスってどんなん!?聞こえないけど何か伝わってくる!!

 

なので、僕的には音が聞こえるというよりは音が伝わる漫画です。

 

音が聞こえるという人は更に楽しめるはずなので羨ましい!

 

③全員が本気

この漫画、出てくる登場人物がまあ本気です。

何人か紹介します。

 

  • 主人公の大のお兄ちゃん

ブルージャイアント2巻

出典:『BLUE GIANT』コミック2巻より

サックスを始めたいという大のために男気36回ローン。

面倒見良すぎてかっこよすぎる兄貴です。

 

  • ピアニストの雪祈

ブルージャイアント4巻

出典:『BLUE GIANT』コミック4巻より

4歳からピアノに懸けてきたジャズピアニスト。

大に興味を持ちバンド結成を持ち掛けます。

ジャズに対する思いは大に負けずに超本気。

 

  • ドラマーの玉田

ブルージャイアント5巻出典:『BLUE GIANT』コミック5巻より

大の高校の同級生で大に居候されている大学生。

大学でサークル活動をするも周りの熱もなく何か足りない日々、自分の近くには本気でジャズプレーヤーを目指す大、大が雪祈とバンドを組むもドラマーが見つからない。

そこで名乗りを上げる男、玉田(ドラム未経験)。

そこから必死に練習し、挫折しまくりながらなんとかついていこうとする姿は本気以外の何物でもない。

僕、このキャラが圧倒的に一番好きなんです。是非注目してみてほしい!

 

大の才能を見出して本気で鍛え上げる師匠、本気で自分の店に誇りを持っているからこそ人に厳しいことも言えるジャズバー「ソーブルー」のおじさん等々、他多数の本気の登場人物たちの関わり合いが非常に魅力的!

 

表面上で上手くやることも大事ですが、本気でやって何かを生み出してみること、やってみたくないですか?(ほとんど自分に向かって言ってます)

 

④巻末のボーナストラック

こちらは物語の未来に主人公の大が関わった人たちがインタビューされているという設定で毎回一人ずつでてきます。

 

ブルージャイアント1巻

出典:『BLUE GIANT』コミック1巻より

 

大は将来的に、ジャズプレーヤーとして大成功を収めたということですね。

 

まだ描かれていませんが、その確定した未来に向けて物語を楽しんでいくという手法、面白い!

 

インタビューで語られる内容は物語の中で出てきているのでそのシーンを登場人物とともに回想する楽しみ方ができて、得した気分になれます!

 

漫画 BLUE GIANTまとめ

 

『BLUE GIANT』のおススメポイントをまとめます。

  • この漫画が教えてくれる、「続けること」の大切さ
  • 今までにない「音」が伝わる漫画
  • 魅力的な本気の登場人物
  • 巻末の登場人物インタビューで最後まで楽しめる

 

 

ジャズを全く知らない僕ですが、このジャズ漫画にまんまとドはまりしてしまいました。

難しいのかもしれないけどこれは本当にアニメで音を聞いてみたい!

※2021年1月現在、アニメ化の情報はありません。

気になる方は是非コミックスで楽しんでください。

 

 

 

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